Launchmetricsの「5 Questions With…」インタビューシリーズは、ファッション、ラグジュアリー、ビューティ業界のリーダーたちをつなぎ、彼らの最高のアドバイスと専門知識を共有する場を提供します。第2回目の今回は、Testament Beautyの創設者であるSophia Chabbottにビューティ業界のインタビューを行いました。
Sophia Chabbottは、経験豊富な編集者、ライター、ソーシャルメディア戦略家であり、新しいデジタルイニシアチブや立ち上げ、パートナーシップをリードすることに喜びを感じています。最近では、WWDのデジタルディレクターとして、WWD.comのグローバルオンライン戦略やパートナーシップの構築を担当しました。また、10年以上にわたる編集者としてのキャリアにおいて、Glamour.comやSaks Fifth AvenueのSaksPOV.comで新しいオンライン戦略を開発し、成功を収めています。ソフィアはニューヨーク州ブルックリン出身で、現在はマンハッタンに在住しています。Testament Beautyは、ソフィアにとって初めての起業です。
Testament Beautyの創設者、Sophia Chabbottとのインタビュー
1. 仕事の魅力は何ですか?
この仕事の好きなところ…実は3週間前にテスタメントビューティを始めました。7月13日にローンチしたのです。ビューティ業界は私にとっては初めてです。私は過去15年以上、出版社で編集者、ライター、リポーターとして働いてきました。編集者として、また創業者として、私が好きな仕事に共通しているのは、人と人とのつながりです。お客様、ソーシャルメディア上のインフルエンサー、小売店、薬局など、さまざまな人とつながり、意見を交換することができます。これは、私が出版社で行っていた、読者とつながり、読者に情報を提供するということと、ある意味とても似ていると思うのです。このような他者とのつながりという考え方が、私の仕事には欠かせないのです。
2.キャリアをスタートさせてから、業界はどのように変化しましたか?
出版業界では、私がキャリアをスタートさせた頃と比べ、すべてが変わりました。私が出版界に入ったのはプリントからでしたから、それは非常に異なるものでした。WWDが紙媒体だったころに執筆していましたし、多くの出版物にも携わっていましたし、もちろん、デジタルへの大移動もありました。そのため、このビジネスでは多くのことが変わりました。でも、結局のところ、コミュニケーションと人とのつながりが重要なのです。メディアは常に変化し、これからも変化し続けるでしょう。5年後、私たちがどうなっているか、Instagramがまだあるのか、それとも他のものになっているか、誰にもわかりません。でも、メディア業界は大きく変化しています。
ビューティブランドの創始者という点では、私は3週間という新米です。3週間ですが、Testament Beautyを立ち上げるまでに4年間の下準備がありました。そして、ブランドを立ち上げるのは本当に面白いです。特にスキンケアブランドは、試したり、テストしたり、体験したり、他の人に表現したりすることがとても大切ですが、今はCOVIDの時代なので、すべてバーチャルなものなのです。でも、今はCOVIDの時代だから、すべてバーチャルなんです。だから、いろいろなことが変わりましたが、私たちは軽快に動いています。
私たちは皆、時速何億マイルものスピードで行動し、すべての画面を管理しようとしているわけですから、過剰にコミュニケーションをとったり、余分なメールを送ること、ビジネスを行う際に数分余分に時間をとって意味を説明すること、そういった精神でいます。頻繁にコミュニケーションをとっていない、もしくは 徹底的にコミュニケーションをとっていない場合、多くのミスコミュニケーションが起こり得ると思います。だから、コミュニケーションは非常に大切なのです。
3. 製品やコレクションの発売は、パンデミックによるロックダウンの間、誰にとっても困難なものでした。私たちが適応しなければならなかったこの新しいバーチャル世界から、どのような教訓を得たのでしょうか。
COVID以前のコミュニケーションは、非言語的なコミュニケーション、つまりボディランゲージで多くを伝えていましたが、画面を通して伝えられることは限られているのです。私たちは皆、時速何億マイルものスピードで行動し、すべての画面を管理しようとしているわけですから、過剰にコミュニケーションをとったり、余分なメールを送ること、ビジネスを行う際に数分余分に時間をとって意味を説明すること、そういった精神でいます。頻繁にコミュニケーションをとっていない、もしくは 徹底的にコミュニケーションをとっていない場合、多くのミスコミュニケーションが起こり得ると思います。だから、コミュニケーションは非常に大切なのです。
4.もしあなたが魔法の杖を持っていて、ファッション業界を助けるツールを1つ作れるとしたら、それは何でしょうか?
もし私が魔法の杖を持っていたら、Wingardium Leviosa!(高く飛べ!)と言って、サプライチェーンをスピードアップさせたいですね。なぜなら、ブランド創設者として、最も大きいチャレンジの1つだからです。
5.若い頃の自分に贈る言葉を教えてください。
若い頃の自分にアドバイスするとしたら、自分の直感を無視してはいけないということです。それはあなたの体であり、何かを伝えようとしているものです。その直感に磨きをかけ、耳を傾けてみてください。私はそれはあたたの最大の強みになるものだと思います。
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